読み方
てんぽう・てんほう
西暦
1831年1月23日~1845年1月9日
期間
約14年
天皇・上皇
仁孝天皇・光格上皇
摂政・関白・将軍・内閣総理大臣
藤原(鷹司)政通(関白)・徳川家斉(将軍)
勘申者
桑原為顕
改元理由
災異改元
出典
「尚書」の「欽崇天道、永保天命(欽んで天道を崇べば、永く天命を保んず)」。
主な出来事
文政13年12月10日・・・同年に起きた江戸神田佐久間町火事(文政大火。3月21日、グレゴリオ暦4月24日)や、文政京都地震(7月2日、同8月19日)などの災異のため改元。
天保元年・・・伊勢お陰参り流行。
天保2年・・・安治川の浚渫工事。浚渫した土砂を積み上げて天保山が築かれる。長州藩で天保一揆。村田清風を登用して藩政改革
天保6年・・・天保通寳発行。
天保7年・・・天保の大飢饉、天保騒動。
天保8年8月・・・大塩平八郎の乱、生田万の乱、モリソン号事件、徳川家慶が将軍に就任。
天保8年7月・・・保字金発行。
天保8年11月・・・保字銀発行。
天保10年12月16日・・・幕府、渡辺崋山を蟄居に、高野長英を終身禁固に処す(蛮社の獄)。
天保12年・・・天保の改革。
天保13年7月・・・日本三名園のひとつ、水戸偕楽園が造園される。
天保13年7月24日・・・幕府、薪水給与令を発令する。
天保15年・・・寛政暦から天保暦に改暦。
天保15年6月15日・・・渡来したオランダ国使節が幕府に「福祉の増進」を勧告。
天保15年12月2日・・・弘化に改元。