南北朝時代・室町時代

元中

読み方

げんちゅう

西暦

1384年5月18日~1392年11月19日

期間

約8年6ヶ月

天皇・上皇

後亀山天皇・長慶上皇

改元理由

代治改元

出典

不詳。「易経」彖伝上に「黄裳元吉、文在中也」とある。

主な出来事

弘和4年4月28日・・・後亀山天皇の即位および甲子革令に当たるため改元。
元中元年7月4日・・・菊池武朝・葉室親善が南朝に累代の戦功を記した申状を奏上する(弘和4年の年号を使用)。
元中2年6月・・・南朝(征西府か)の多くの軍士が援兵を借りるために高麗へ渡るという。
元中2年9月10日・・・長慶上皇が高野山丹生社に宸筆の「雌雄」願文(国宝)を奉納する。
元中3年4月5日・・・長慶上皇が二見越後守に院宣を下し、紀伊静川荘領家職を知行させる(最後の院宣)。
元中3年5月27日~29日・・・小山若犬丸が下野祇園城で挙兵し、守護代木戸修理亮を破る。
元中4年7月19日・・・上杉朝宗が足利氏満の命で常陸小田城を攻撃し、小田孝朝を敗走させる。
元中5年春・・・楠木正勝(正秀とも)が河内で挙兵するも、山名氏清に敗れて退却する(平尾合戦)。
元中6年1月・・・花山院長親が自らの家集『耕雲千首(英語版)』を書写し、序でにその奥書を加える。
元中6年3月1日・・・北畠顕泰が北伊勢を攻撃するも、一色詮範・仁木義長が防戦する。
元中6年3月18日・・・後亀山天皇が阿蘇惟政に綸旨を下し、後征西将軍宮への忠勤を促す。
元中6年6月18日・・・河内国観心寺に和泉国御酢免一分を知行させる。
元中7年春・・・楠木氏・和田氏が河内国落合で北軍の山名氏・畠山氏と交戦する。
元中7年9月・・・今川貞臣が肥前深堀氏らの援軍を率いて肥後宇土城・河尻城を陥落する。
元中8年9月・・・後征西将軍宮・名和顕興が今川貞臣と一時講和を結び、八代城を明け渡す。
元中8年10月8日・・・五条頼治が津江・矢部の間に拠守し、大友親世の一族と交戦して撃退する。
元中9年元中9年1月18日・・・楠木正勝・正元が河内千早城で畠山基国と交戦するも敗走する。
元中9年10月13日・・・将軍足利義満が阿野実為へ請文を送り、南北朝講和の条件を提示する。
元中9年10月25日・・・北朝の講和がなる。北朝、神器帰座の日時を卜定する。
元中9年10月28日・・・後亀山天皇と廷臣・武士らが三種の神器を奉じて吉野行宮を出立する。
元中9年閏10月2日・・・後亀山天皇が京都に還御し、嵯峨大覚寺に入る。
元中9年閏10月5日・・・後亀山天皇が譲位し、北朝が三種の神器を接収する(南北朝合一)。
元中9年閏10月5日・・・南北朝合一に伴って廃止。北朝の元号「明徳」に統一される。

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