読み方
けんきゅう・けんきう
西暦
1190年5月16日~1199年5月23日
期間
約9年
天皇・上皇
後鳥羽天皇・後白河法皇
摂政・関白・将軍・内閣総理大臣
藤原(九条)兼実
勘申者
藤原光輔(文章博士)
改元理由
災異改元
出典
「晋書」の「建久安於万歳、垂長世於元窮」および『呉書』の「安国和民、建久長之計」より。勧進者は文章博士藤原光輔。
主な出来事
文治6年4月11日・・・三合により改元(百錬抄)。
建久元年11月7日・・・源頼朝入京、右近衛大将となるが辞任して鎌倉に戻る。
建久2年7月・・・栄西、宋より帰国。臨済宗をもたらす。
建久3年3月13日・・・後白河法皇、崩御。
建久3年7月12日・・・源頼朝が征夷大将軍となり鎌倉幕府を開く。
建久4年・・・曾我兄弟が富士裾野の狩場にて父の仇を討つ。
建久7年・・・九条兼実が関白を罷免される(建久七年の政変)。
建久9年1月11日・・・後鳥羽天皇が譲位。為仁親王即位(土御門天皇)。
建久10年1月13日・・・源頼朝、没。
建久10年4月27日・・・正治に改元。